ウワノキカクのキカクメモ│論理的思考・問題解決のトレーニング

問題解決や論理的思考を探究し続けるブログです。企業でも個人でも、抜本的なビジネス改善から日々のアイデア仕事まで、定めた目的を達成するためのあらゆる営みを「問題解決」と捉えて、理論と実践を一つの体系でシンプルに整理・統合することを目指しています。

【解答編】論理的思考力(問題解決力)テスト│「積石数え」でトレーニング

この記事は、以下の問題の解答編です。
 
 
論理的思考力(問題解決力)テスト│「積石数え」でトレーニング - ウワノキカクのキカクメモ│論理的思考・問題解決のトレーニング
 
 
この記事では『論理的な人の27の思考回路』(フォレスト出版/北村良子 著)から引用させていただきながら、論理的思考をテスト・トレーニングするための良問を出題します。問題は引用・一部改編していますが、解説は完全オリジナルです。
 

論理的な人の27の思考回路

論理的な人の27の思考回路

 
  

 
 
 

【解答編】論理的思考力(問題解決力)テスト│「積石数え」でトレーニング

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それでは早速答えを見てみましょう。
 

【解答】35個

 
出題ページでも書きましたが、時間内で正解を出せた方は多いのではないでしょうか?答えが出せるのになぜ改めて学ぶのかと言いますと、「分析と総合の論理」の具体的な活用方法が非常にわかりやすい問題だからです。


自分の考えたプロセスを以下の解説と見比べて、ぜひ「こうすれば論理的に答えが導き出せるのか!」と学びを見つけていただければと思います。
 
 
 
 

問題をどう読み解くか?【問題の分析】

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問題の全体像が明確になっているか?

「分析と総合の論理」が問われる問題だということを繰り返しています。この論理は「分析」の方は一般的な言葉でもあり比較的イメージしやすいものの、「総合」という言葉に対して「具体的にどう考えることなの?」というわかりづらさがどうしても残ってしまいます。


結論から言えば、「総合(する)」とは「部分の集合として全体像をまとめて、数字や言葉で1つのものとしてまとめる」ということですが、この言葉を読んでも分かりづらいかと思います。


今回の問題では、積み上げられたブロックの全体像は1つの図として見えていますが、全体をよりわかりやすく数字や言葉で説明することはされていません。一歩目にやるべきこととして、「まずは全体像を明確に定義しよう!」ということを考えます。なぜならば、全体が明確になっていないままに部分の分析を初めてしまうと、分析結果を組み合わせたときに思ったようにうまくいかず「あれ?」となってしまうことがあるからです。
※それでも、今回の問題では苦労しないかもしれませんが、考え方の勉強としてお付き合いください。
  
 

全体像を明確に定義しよう!

もう一度問題を見てみましょう。
  
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明確にしたいのは、「積まれているブロックが何×何のマスの上にのっているのか?」です。これが先にわかっているだけで、あとは一つずつのマスに乗っているブロックを数えて行くだけになり、頭を必要以上に使うことなく答えを導き出すことができます。


この「積まれているブロックが何×何のマスの上にのっているのか?」を明確にしておくのが「全体像を明確に定義する」ということであり、「分析と総合」の「総合」をやっている状態です。
 
 
 
  

最短距離の論理的思考法は?【解答の考え方】

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全体のマスを数える

まず、全体のマスを数えてみると…
 
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6×5のマスの上にブロックが積み重ねられていることがわかります。ここまで見えれば、あとは1マスずつ丁寧に数えていくだけです。

ブロックの数を数えて足し算する

数えて計算すると以下のようになります。
 
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おわりに

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今回の問題で扱った、論理的に考えて解答を導く上でのポイントを整理します。
  

①まずは全体をきちんと確認すること!
→「全体→部分→全体」の順番ですすめることで、個別の分析がやりやすくなる。
②全体を具体的に定義すること!
→「図で示されているし、なんとなくわかった」のままにしないこと。マス目を整理するなど、具体的に定義するのが大事。
③全体がはっきり見えれば後の作業が楽になる!
→はじめの段階で丁寧にやっておくことで、後の工程がシンプルになり、ミスが減ってしかも速くなる。

 
問題自体は簡単ですが、数え間違いをしたり足し算で間違った人ももしかしたらいるかもしれません。
 
 
「分析と総合の論理」をうまく使いこなすためにも、「まずは全体をしっかりと定義する!」ということを覚えておくと良いと思います。
 

おわりに

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また、このブログでは

他にも良いテストってないの?

というニーズにお答えして「論理的思考力・問題解決能力テスト」を。

論理的思考力や問題解決能力ってどう鍛えたらいいの?

という声には「思考の教科書」を。

人のパフォーマンスや目標達成能力を鍛えることってできるの?

というお悩みには「自己分析&目標達成の基礎講座」を用意しておりますので、そちらもぜひご参照くださいませ。
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