ウワノキカクのキカクメモ│問題解決のための論理・ロジカルシンキング

問題解決のためのロジカルシンキングを学ぶためのブログです。

思考法・問題解決【全体解説】

【更新日】2021/02/15
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考える力を鍛えることができたら、もしかしたら人生が変わるのではないか?

そう思うことはありませんか?世の中を見回せば

「何でそんなことを思いつけるの?」
「何でそんな難しいことが理解できるの?」

と、ただ驚く他ないような、圧倒的な思考力を持った人を目にすることがあります。そして、そうした人の多くは、その考える力によって社会の中で高い地位を獲得し、大きな成功を収め、ひときわ充実した人生を送っているように見えます。


このページでは、そうした高い思考力を発揮する人の考え方を解説します。より多くの人に再現・実践可能なプロセスにまで落とし込んで説明していきます。

圧倒的な思考力を身につけることで人生を変える!

を目指し、「これさえできれば100年戦える!」という本質的な価値に絞ってお伝えしていきます。


<本記事の全体像>
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論理的思考の基礎講座

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このページでは「圧倒的な思考力を持つ人」の頭の使い方を学びます。その入り口のテーマは論理的思考です。

どうして論理的思考をはじめに学ぶの?

その答えはシンプルで

「論理」は「思考」を機能させるための最も基礎的なルールである

からです。この論理的思考の基礎講座では、「論理的思考」というテーマの中で

・「思考」とは何か?
・「論理」とは何か?

から学びをスタートしてまいります。
 
>> 「論理的思考の基礎講座」を読む
 

圧倒的な思考力を身につける

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圧倒的な成果を出す人の頭の中を再現する!

というこのページの本題に入っていきます。圧倒的な成果を出す人が常人と違う、「圧倒的な思考力」の2つの要素を紹介します。

「圧倒的な思考力」の2つ要素

  1. 本質思考:個々の情報から「本質」を抜き出し、活用する
  2. 仮説思考:限られた情報から「仮説」を立て、検証しながら考える

「ノウハウコレクター」という言葉がありますが、具体的なノウハウをいくら集めても成果が出ないのは、学んだ手段がなぜ効果的に機能するのか、その手段の本質がわかっていないからです。「この人すごいな」という人には、一人たりともノウハウコレクターな人はいないはず。それは、そうした人々の共通項が本質思考だからです。


同様に「暗記力はすごいが思考力が低い人」と「暗記力は低いが思考力がすごい人」のどちらが圧倒的かは、議論するまでもないはず。ここで「覚える力」と対比している考える力の正体は、限られた情報からより価値の高い仮説を発想する仮説思考の思考力です。
  

本質思考の基礎講座

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本質思考とは、目に見える事柄そのものから抽象度を上げて考えることで、目に見えない物事の本質を掴み、活用する思考法です。

・いかに人とは違う高い抽象度で物事を考えるか?
応用可能な実践知へと落とし込めるか?

といった考え方のメカニズムを学びます。「1の価値の情報を100個集める」のではなく「100の価値あるたった1つの情報を掴む」ことで、同じ時間でも全くレベルの違う発想が行えるように変わっていきます。

>> 「本質思考の基礎講座」を読む
 

仮説思考の基礎講座

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論理的思考、特に因果関係の考え方を活用することで

未来に何が起こるか?

の仮説を立てながら判断していく思考方法を仮説思考といいます。仮説思考が身につくと、手元にある情報を組み合わせながら

・このまま行けば何が起きるか?
・その変化に対して何をすればよいか?
・それをすると更にその先に何が起きるか?

戦略的に考えることが可能になります。そして、思考のアウトプットは常に仮説として検証に晒され

・結果は仮説どおりになっただろうか?
・仮説と現実の結果を見比べると何がわかるだろうか?
・思考のエラーを修正し、更によい判断をするにはどうしたらよいか?

と仮説検証を行うことで無限に学びを獲得し続けることができ、それがその人の成果を保証する圧倒的な競争力の源泉となります。
 
>> 「仮説思考の基礎講座」を読む
 

4つのマインドセットを身につける

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本質思考と仮説思考という、圧倒的な思考力を持つ人が常人とは違った頭の使い方ができるのは、次の4つの特徴的なマインドセット(知的態度)があるからです。

「圧倒的な思考力」を支える4つのマインドセット(知的態度)

  1. 現実主義:ファクトベースで考え、議論する
  2. 最上志向:妥協なく、納得できるまで徹底的に探究する
  3. 知的謙遜:素直に誤りを認め、よりよい考えを受け入れる
  4. 学習欲:気づきや学びそのものを楽しむ

これら4つのマインドセットの具体的な内容と身につけ方を解説します。
 
◆Under Construction
  

問題解決の基礎講座

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頭の使い方が変わり始めたところで、いよいよ実戦です。現実の様々な問題に対して、自ら問いを立て、解決策を導いていく「問題解決」の実践的な運用能力のトレーニングです。

「問題解決」というとビジネスのお話?

という疑問もあるかもしれませんが、そんなことはありません。

目標を掲げ、目の前の問題を解決しながら、その達成に向けて進んでいく

という一連の営みであれば

・ビジネスでも日々の生活でも
・組織・チームの活動でも個人の事柄でも

あらゆるシーンで活用可能な実践知の体系です。以降では

問題解決ってそもそも何?
・具体的にどうやったらできるの?

というところを、具体的な事例・仮想ケースを引き合いにしながら解説していきます。
 

問題解決の全体像を理解する

少し抽象度の高い話ですが、問題解決には普遍的なプロセスがあります。どんな状況であっても

この順番で問題解決は進んでいく

という全体像を理解することで、どれだけ複雑な状況であっても「いま自分は何をすべきなのか」と判断に迷うことなく考えることができるようになります。


ここでは「天使と悪魔」という有名な問題を使いながら、実際にそのプロセスを体感するところから話を始めていきます。

問題解決のプロセスを体験「天使と悪魔」【問題編】

問題解決のプロセスを解説「天使と悪魔」【解答編】
 

STEP1 問題を定義し、現状を分析する

問題解決の第一歩は問題の定義です。

そもそも取り組むべき問題は何だろう?

を明確に定義するところからスタートします。取り組むべき問題が定義できたら、次は現状分析です。

なぜこの問題が発生しているのか?

をシステムの観点から分析することで、問題を根本から解決する本質的な解決策を考えることができます。

【ケース】問題の因果関係を分析するとは?1
【ケース】問題の因果関係を分析するとは?2
【ケース】問題の因果関係を分析するとは?3
現状分析の手法「現状ツリー(CRT)」を学ぶ

STEP2 解決策を立案し、仮説検証する

問題が定義でき、現状をシステムレベルで理解できたならば、いよいよ解決策の立案です。

・埋めるべきギャップはなにか?【問題定義・現状分析】
・どうなったらギャップが埋まったと言えるか?【ゴールの定義】
・どういう手段で解決するか?【解決策の立案】
・本当にそれでうまくいくか?【仮説検証】

こうした問いに答えられなければ、本当の意味で問題を解決したことにならず、対症療法を繰り返すことになってしまいます。


システムの問題を根本から解決し、望んだ状態にいち早く達成するための実践方法です。

「PDCAサイクルとは何か?」を理解する

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