ウワノキカクのキカクメモ│問題解決のための論理・ロジカルシンキング

問題解決のためのロジカルシンキングを学ぶためのブログです。

「自分に自信がもてないのが嫌だ」と思ったら真っ先に考えるべき価値観の話

「自分に自信がもてないのが嫌だ…」
「もっと自分に自信がもてたらいいのに」

と思うことって、ありますよね。


私自身、幼い頃から自分に自信が持てず、その不安を必死の努力で補うということをしてきました。


その努力の結果、大学受験には成功し、どうしても入りたかった人気の企業にも採用され、得たいものはたくさん得てきました。


が、その反面、それによって幸せになったかと言われれば、全然前に進んでいないばかりか、期待と責任が膨れ上がり、余計にストレスが大きくなった気さえしてしまいます。


しかし、そんな私でもある一つのことを徹底的に考えることで、自分の中に明確な軸が出来上がりました。


結果、その企業を辞めて独立したり、その後もいろいろな新しい仕事にチャレンジし続けられるなど、ストレスは激減し行動力も飛躍的に高まったと実感しています。


そうした経験を踏まえて今回は

自分に自信が持てないことで悩んでしまう

といったお悩みのある方に「自分に自信がもてなくて嫌だ!」と思ったら真っ先に考えるべきことをご紹介していきます。
 
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「価値観」とはどういうものか

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「価値観」とはどういうものか

自分に自信がもてないのが嫌だ、しんどい」

こうした状態が続くととても苦しいですね。


この状況を打破するための強力なヒントが「価値観」です。


ここでいう価値観というのは、ざっくり言えば

「自分はどんなものに価値を感じるのか?」

という問いへの答えです。


価値と言っても、お金の話ではなく、例えば

「人間は、嘘偽りなく、常に正直に生きることが大事だ!」

といった、「正直」という価値観があります。


「正直」という価値観を持っている人は

・相手に嘘をつかれたときに「自分は人間として大切に扱われていない」と感じる
・その嘘が自分に配慮した上での「優しい嘘」だったと聞いても、決して納得できない

ということになります。


逆に、どれだけ自分に苦しい話でも、正直に本当の思いを話してくれる人は「信頼できる人間だ!」と感じるわけです。


要は

・価値観にそった出来事→すべてが◎
・価値観に反する出来事→すべてが✕

と感じさせる、極めて強力な価値判断の基準が価値観というわけですな。
 

価値観が分かれば自信にまつわる大抵の問題は解決する

そこで「『自分に自信がもてないのが嫌だ』と思っているときに、なぜ価値観の話が重要なの?」と思うわけです。


結論から言えば、「そんな時、自分の価値観が分かれば、大抵の問題は解決しちゃう」からです。


「そんなこと言われましても…」みたいな感じだと思いますので、もう少し詳しく説明していきます。
 

自信が欲しいと思ったらまずは自分の「価値観」を明らかにしよう

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本当に必要なものは自信ではなく、もっと他にある

少し考えていただきたいのですが、私たちが「自分に自信をもちたい」と感じているとき、必要なものは本当に「自信」なのでしょうか?


私たちは「のどが渇いたから水がほしい」というのと同じくらい、「自信がないから自信が欲しい」という考え方を当たり前のものと思っています。


が、しかし、「自分に自信がもてない…」と不安を感じている時、本当のお悩みはこんなことではないでしょうか?

●納得できないことはしたくない
例:会社の製品に不良があり、客先に謝罪に行くことになったが、正直なところ自分は何も悪くないのに頭を下げることに納得がいっておらず、行きたくない
 
●自分がどう思っているのか自分でもよくわからない
例:会議で意見を求められて発言したが、空気を読んだ綺麗事を言っているのは自分でもわかっていて、違う意見が多数派になってくると自分も簡単にそちらになびいてしまう
 
●人の目を気にして失敗を過度に恐れてしまう
例:思い切って転職すればチャンスがあるかもしれないとわかっているのに、職場の人や家族・友人にどう思われるかが気になって、結局先送りしてしまう

私たちが本当に欲しいのは自信そのものではなく

自信があれば得られそうな気がする安定や安心

こっちなのではないでしょうか。


「いやいや、やっぱり欲しいのは自信ですよー」という意見もあろうかと思います。


そこでもし、以下のような状態になったらどうだろうと想像してみて下さい。

●嫌なことでも納得して取り組めている
例:相手に怒られたとしても、自分が迷惑をかけてしまったのは明らかで、心から相手に謝罪したいと思っているから、苦しくない
 
●自分の判断基準がいつでも明確になっている
例:「自分の成長のため」「家族を守るため」など、大切にしたいものが明確だから、いつも本音で意見が言えるし、どうでもいいことに振り回されない
 
●人目を気にせず没頭できている
例:自分のために転職をすると決めてから、毎週末いろいろなイベントに参加し、新しい人とのつながりをつくることに没頭しており、それがとても楽しい

もし、こうした状態なら「自分に自信があるかないか」なんて忘れて「ええ感じやーん」と思える気がしませんでしょうか。


つまり、自信自体はあくまで手段的な位置づけであり、本当に自分が満たしたい要望はもっと別にあると気づくことが大事なわけです。
 

自分の価値観を知ることのメリット

では、「本当に自分が満たしたい要望」とは何かというと、それが「価値観」なわけです。


遠回りしましたが、「自分に自信が持てない!」と思っているとき、それはイコール

「自分の価値観が満たされていない!」

ということ。


ここで「自分に自信を持つ」ための何らかのアクションをとったとしても、根っこにある価値観の問題が残っているので、なかなか本質的な解決にたどり着かないわけです。


逆に言えば、自分の価値観が明らかになり、それを満たすための行動が取れれば、自信の問題はほぼ解決してしまいます。


言い換えれば、因果関係は

✕ 自信が持てる→価値観が満たされる
◎ 価値観が満たされる→自信がもてる

ということで、一歩目は自分の価値観を知るです。


自分の価値観を知ることにはとても多くのメリットがあり、例えば…

□ 理不尽が減り、毎日の暮らしの納得感や充実感が高まる
納得できないこと、理不尽なことに巻き込まれるのは、自分が本当は何を大事にしたいのかがよくわかっていないから
価値観が明確ならそれが自分の確固たる判断規準になり、自分にとってベストな意思決定ができるようになると、常に納得感・充実感のある人生が送れる
 
□ 頭がクリアになり、あれこれ悩まずシンプルに暮らせる
突き詰めれば、「自分の意見や考え」はすべて「自分は何を大切にしたいのか」から生まれる
人の価値観はそう簡単には変わらないので、難しいことを考えなくても、大切にしたいものが守れるか否かだけを考えればシンプルに意思決定ができる
 
□ モチベーションが上がり、行動力が飛躍的に上がる
人が行動を止めてしまう原因は、大きく2つ。
①その行動に意味を感じなくなった
 例:楽しかったゲームも繰り返していると飽きる
②その行動はメリットよりデメリットが大きいことがわかった
 例:ゲームをすると勉強に時間が割けない
つまり「行動できない」「モチベーションが上がらない」のは、行動と価値観が合致せず、意味やメリットが感じられないから
どれだけ「やろう!」と意識のレベルで頑張っても、無意識的に「それには価値がない」と思ってしまうと、その行動を継続することは困難になる。

などなど、これ以外にも無数のメリットがあるわけです。


だからこそ、不安や自信のなさを感じるときこそ、自分の価値観に立ち返って

「自分は本当は何を大切にしたいのか?」

を明らかにすることがとても大事だというわけですね。
 

結論:考えるべきは自信ではなく「価値観」

ということで、今回の結論は

考えるべきは自信ではなく「価値観」

ということでして、「じゃあ、どうやったら自分の価値観を明らかにできるの?」が一番大事なところ。


こちらについては「人生に迷わない自分の価値観を知る方法│自己分析の王道手順」で具体的な方法をご紹介します。
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おわりに

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「自信」というのはある意味で永遠のテーマですが、この続きの記事も見ていただくことできっと具体的な解決の方法が見えてくるのではないかと思います。


このブログでは、様々な生き方・働き方に関する考察記事も書いておりますので、興味がある方はぜひそちらも御覧ください。

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