ウワノキカクのキカクメモ│問題解決のための論理・ロジカルシンキング

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性格診断と価値観ワークのどっちをやるべき?│自己分析の実践方法

性格診断価値観ワークのどっちをやるべき?

「ブレない軸を作る自己分析をしよう!」ということで性格診断と価値観ワークの2つのやり方をご紹介しておりますが

・どちらかだけでもいいの?
・片方だけやるとしたらどっち?

という声がありましたのでこの記事で考え方をお伝えします。

性格診断と価値観ワークのどっちをやるべき?

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価値観ワークがオススメ

このブログでは、以下の2つの記事で性格診断と価値観ワークをご紹介しています。

2つをご紹介したことによって

どちらをやるのがいいの?

と聞かれたことがありましたが、結論を言えば

余裕があるならどちらもやりましょう!
・どちらかだけなら価値観ワークがいいよ!

とおすすめしております。その理由は

・価値観ワークは「過去~現在の振り返りをベースに、現在~未来を自ら選び取る」プロセスになっており、「自分で選んだ」感があり納得度が高くなりやすい
・性格診断は客観性の高いテストであるがゆえに、診断結果と自己認識にギャップが生まれることがあり、それによって納得度が下がりやすい

自己分析の目的は

いろいろあるけれど、結局自分ってこんな人間だよね

という認識を明らかにすることなので、より納得度の高いやり方を選ぶのが大事なわけです。
 

性格診断と価値観ワークの特徴比較

性格診断と価値観ワークの相違点を比較すると以下のようになります。

●性格診断サービスの特徴
▽やり方
100問前後の設問に答える
▽得られる結果
自分を表す8つの特徴(エムグラム)
16の性格タイプのどれかに分類(16Personalities)
・5つの特性に関する自分の得点(超性格診断)
▽分析対象
現在の自分を分析
▽費用
無料(一部有料の追加サービスあり)
▽コメント
・とにかく機械的に答えるだけなので非常にラクですが、その分納得度は低いかも
 
●価値観ワークの特徴
▽やり方
1.過去の経験を棚卸しする
2.大量の価値観リストから自分の価値観を選ぶ
▽得られる結果
・自分が大切にしたい価値観(ワード)
▽分析対象
「過去~未来の自分」を分析
※1で過去~現在の自分を分析し、その結果を受けて、2で現在~未来の自分を選ぶ
▽費用
無料
▽コメント
・最後のステップで自分の価値観を選ぶので、結果の納得度が高いです
・丁寧にやると過去の経験の棚卸しに時間かかりますが、過去を理解した上で価値観を選ぶステップを踏むことがポイントです

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大きな違いは

性格診断:機械的に結果が出る
⇔ 価値観ワーク:自分で選ぶ
 
性格診断:現在の自分が対象
⇔ 価値観ワーク:過去・現在・未来のすべての自分が対象

このあたりが納得度の違いとして現れてきます。
 

自分が納得できるものを選ぼう

比較ポイントを明らかにしましたが、結局は

自分が納得できるものを選ぼう!

が重要な指針です。一番のオススメは、紹介した性格診断3つと価値観ワークのすべてをやった上で

自分が納得しやすい都合のいい結果だけをみる

という考え方です。私の場合は…
▽エムグラム
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▽16Personalities
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▽超性格分析
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▽価値観ワーク
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この様にすべてやった上で、価値観ワークとエムグラムの結果を日々参照しています。

気に入った結果が手に入るまで色々試す!

というのが良いのではないでしょうか。
 

おわりに

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自己分析といっても、丁寧に作成・検証された科学的なプロセスに則ることが大切です。このブログでは信頼性の高い方法のみをご紹介しておりますので、ぜひ下記の記事から選んでいただければと思います。

また

そんなに時間をかけて自己分析なんてやって意味あるの?

という方には、こちらの科学的な研究結果もぜひ御覧ください。
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